タイムテーブルと発表表題及び発表者は以下となっております。 なお、発表を行う部屋とは別にハック作業や歓談をするフリースペースを用意しています。
時刻 | 27F カンファレンスルーム1 | 27F カンファレンスルーム2 |
---|---|---|
10:30-10:45 | オープンニング | |
10:45-11:30 | Raspberry Pi とOpenCV を使った実装とパフォーマンス 発表者:ナバウア(稲葉 一彦) (twitter) 言語:日本語 発表資料:スライド — OpenCV を使用して、OS (raspbian) でのRaspberry Piからカメラのパフォーマンスをみんなで確認します。OpenCV について解説と、主にカメラを利用したパフォーマンスをデモを行います。プログラム言語は、Python中心の話になりますが、パフォーマンスの事情からCやC++でも説明します。 |
Open Build Service in Debian 発表者: Andrew Lee (李健秋)(qa.debian.org) 言語:英語 発表資料:スライド — Open Build Service は、ソースからのパッケージを自動的に、一貫性のある、再現可能な方法でビルドし配布するための汎用なシステムです。 |
11:30-13:00 | 昼食及びPGP/GPGキーサインパーティ | |
13:00-13:30 | Buffalo Linkstation向け Debian Installer 発表者:Roger Shimizu (qa.debian.org,github) 言語:日本語 発表資料:スライド — Buffalo Linkstation NAS 例として、VGA/HDMI ポートや Keyboard など付いてない機器に Debian のインストール方法を紹介致します。また、Stretch に新しく実装された GNU/Screen 対応の Debian Installer の使い方も公開します。 |
OSS license 101 発表者: Hideki Yamane (qa.debian.org) 言語:日本語 発表資料:スライド,スライドのソース,slideshare — GNU GPL, BSD, MIT, Apache…様々な代表的OSSライセンスがDebianで利用されているソフトウェアに採用されていますが、皆さんはそれぞれどのような特徴を持っているのか、どのように分類できるのかなどご存知でしょうか? 本セッションでは、初歩的な知識を共有し、(特に開発者にとって)どのライセンスを利用するのが適当なのかなどの判断の材料にして頂くための時間です。 (免責事項: 話者は法律の専門家ではありません) |
13:45-14:15 | LinuxカーネルにおけるDevice Tree情報のパース処理 発表者:坂本 貴史 (qa.debian.org,twitter,github) 言語:日本語 発表資料:スライド — 本トラック内のセッションで話題になったRaspberry PiやBuffalo Link stationなど、ARMデバイスは世の中に死ぬほどあります。そういったデバイスは、同じプロセッサコアを採用していても、ハードウェア機能が異なります。Linux開発プロジェクトは移植可能性を担保するために、そういったハードウェアの違いをDevice Treeを採用して表現します。本セッションでは、Linuxカーネルを採用したシステムのブート時に、Device Treeとして表現されたハードウェア情報がどのように処理されるのかを概説します。 |
Go言語で書かれたソフトウェアをDebianパッケージにする方法 発表者:弦本春樹 (qa.debian.org,twitter,github) 言語:日本語 発表資料:スライド,スライドのソース — Goの特徴の一つとして、生成されるプログラムは基本的に静的リンクされ シングルバイナリができ、クロスコンパイルも簡単で可搬性があるというのがあります。 ビルドそのものも簡単ですが、作成したプログラムがGoのビルド環境を 整えていない人にも有用な場合、配布側でビルドしたバイナリを配布すると ソフトウェアをみんなに使ってもらうのに便利です。 これを行うには、ビルドしたバイナリを 単にzipやtarに入れて配布するという方法でも可能ですが、 いくつかのデメリットもあります。 ディストリビューションの公式アーカイブに入れてしまえば、 これらの欠点はある程度解消できます。そこでDebian向けに Goで書かれたソフトウェアのパッケージングをする方法について解説します。 |
14:30-15:00 | Certbotで無料TLSサーバー 発表者: 西山和広 言語:日本語 発表資料:スライド,ソースコード — Certbot と Let’s Encrypt の概要を紹介した後、 certbot パッケージで Let’s Encrypt の無料証明書を発行してもらって運用する方法を紹介します。 すでに letsencrypt パッケージの時代に入れた環境や letsencrypt-auto (certbot-auto) 環境からの移行方法も軽く紹介します。 その他、実際の運用で工夫した設定の紹介などもする予定です。 |
Emacsのverilog-modeをパッケージ化してみたよ 発表者: Kiwamu Okabe (qa.debian.org,facebook,twitter,github) 言語:日本語 発表資料:スライド — DebianにはこれまでEmacs向けのverilog-modeがパッケージになっていませんでした。そこで発表者が当該パッケージを作成してみたときの体験から、最新のEmacs modeのパッケージ化の流れをご紹介します。また、dh-elpaの登場によってxemacsパッケージの存在がDebianコミュニティにとって足枷になっていることを指摘します。 |
15:00-15:30 | 休憩及び集合写真撮影 | |
15:30-16:15 | FOSS バーチャルシンガー 徴音梅林 と LINNE プラットホーム 発表者: MGdesigner / 張正一 言語:英語 発表資料:スライド — 私達は台湾の徴音梅林開発委員会です。GNU/Linuxシステムや他のOS上で動作する、オープンソースのバーチャルシンガーを構想しています。 去年、CC-BYライセンスの下で、日本語(開発完了)と標準中国語(開発中)で歌うボーカル DB 徴音梅林をリリースしました。誰もが彼女を自由に利用できます。 またボーカルDBを作成するだけでなく、森勢将雅博士の「WORLD」アルゴリズムに基づいたオープンソースのツールチェーン「LINNE」を用意しました。 私達はDebian GNU/Linux上で徴音梅林とLINNEのパフォーマンスを向上させるためにもっと多くの人々がこのプロジェクトに参加してくれることを願っています。 |
Debianソースコードを用いた組込み向けLinux環境作成 発表者: 小林良岳 (github) 言語:日本語 発表資料:スライド — Debianは多くの開発ボード上で動作していますが、組込み機器向けに利用する際には、必要なもののみ組込んでカスタマイズしたLinux環境を作成する必要があります。本発表では、Yocto Projectが構築しているPokyビルドシステムとDebianのソースコードを利用してカスタマイズしたLinux環境を作成するPoky向けmeta layer、meta-debianを紹介します。また、成果をDebianにフィードバックする方法ついても議論できればと思います。 |
16:30-17:00 | 最近のGnuPG 発表者:g新部 裕(qa.debian.org) 言語:日本語 発表資料:スライド — 最近のGnuPGについて紹介します。Debianでの変更(パッケージがgnupg2->gnupgになり古典的なのはgnupg1になる)についてもお話しします。 Debian開発者間での鍵の確認はこれからも維持されると思いますが、今後の一般のOpenPGPの鍵の運用については、現在、WKDとToFUという新しい仕組みが提案されており、その採用につれて使い方も変わると思われます。 実際のところ、先日の専門家が集まる国際会議では、キーサインパーティの時間が取られていましたが伝統的なキーサインパーティとしては行われませんでした。 確かに、考えてみれば見たこともない国のパスポートを初めて見ても判断できなかったりしますよね。パスポートを知らない人に渡したりするのは場合によっては危険だし。 |
FirefoxをDebianでカスタマイズしてみよう 発表者: 林健太郎 (twitter) 言語:日本語 発表資料:スライド,rabbit,slideshare — お使いのFirefoxをDebianでカスタマイズするもうひとつのやりかたを紹介します。 |
17:15-17:45 | DebConf 2018 台湾 参加表明準備とステータスの更新 発表者: Ying-Chun Liu (PaulLiu)(qa.debian.org) 言語:英語 発表資料:スライド — 私はオープンソースで自分の経験を共有していきます。オープンソースになって世界中の人々と出会い、インスピレーションを得ました。またケープタウンで開催されたDebconfのスピーカーも務めました。 |
|
17:45-18:00 | クロージング | |
18:30- | 懇親会 |
イベントは終了しました。発表者及び発表内容はタイムテーブルをご覧ください。
CFPの選定が完了いたしました。CFPを応募いただいた方へ選定結果をお知らせするメールを送信しておりますのでご確認をお願いいたします。また、メールが届いていない場合は、”miniconf2016 AT debian.or.jp” までメールをいただけますようお願いいたします。
募集は締め切りまして、今選定中です。11月17日から順次メールでご連絡させていただきます。
発表者について募集中です。
CFP(Call for proposal)の応募は下記URLからお願いします。たくさんのご応募をお待ちしております。
イベントの参加申し込みは終了しました。
イベントへの参加の申し込みは、一般参加、PGP/GPGキーサインパーティ参加、懇親会参加があります。
お問い合わせは下記にご連絡いただきますようお願いいたします。